産業キャリア教育プログラム~授業紹介~

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【技術論2】リコー 第2回 「Web世代のオフィス考」

講師:株式会社リコー 研究開発本部 橋本隆子氏 / 飯沢篤志氏 

第2回講師は、小学校2年のとき湯川秀樹の伝記を読み物理学者にあこがれ、小学校のときお年玉でPCを買い、中高のとき年間100冊以上の本を読む文学少年であった、小さい頃の経歴から既にすごいオーラが出ている高津和典(リコー研究開発本部)さん。共働きのお話もして下さいました。

・・・のはずでしたが、来られなくなってしまったので、急遽代行で前回と同じく女性研究者として2人の子供を育てながら活躍してきた橋本隆子さん(リコー研究開発本部)。臨機応変に対応して頂き、高津さんの自己紹介までもしてくれました。
人の作った資料でスラスラ分かりやすく話している姿は参考になりました!

お2人ともリコーのHP「FRONT RUNNER」で紹介されていますね!(第3回講師の脇田由喜さんも紹介)

■第1回授業の質問・感想に対する応答

授業の出席・カードにはたくさんの良い質問がありました。授業では聞き難かったのか?授業中に対話形式で聞いた方がもっとためになることを聞きだせるのになぁと思いつつ、聞きやすい授業作りにも力を入れないといけないぁと北川も反省しました。

■第二回講義 「Web世代のオフィス考」

「オフィスにおける情報メディア」の「Web世代のオフィス考」です。
講義では次の4点について話していただきました。前回が歴史中心、今回は現状中心のお話です。
1.Web2.0的概念
2.経済のサービス化
3.上記2つによる、企業の情報システムの変化「21世紀型の組織形態」
4.上記変化に伴う、企業のコンプライアンスの重要性

■Web2.0的概念

受講者で、Web2.0という言葉を聞いたことがある人、知っている人ともに予想より少なかったですね。例としてあげたWeb2.0的サービスではyoutube以外ほとんど利用されていなかったのには驚きました。

Web2.0って何?

O’Reilly Mediaの創立者Tim O’Reilly氏が2005年9月30日にネット公開した論文「What Is Web2.0 -Design Patterns and Business Models for the Next Generation of Software-」が基です。もう結構古いですね。

和文で分かりやすそうなもの
http://japan.cnet.com/column/web20/story/0,2000055933,20090039,00.htm(前編)
http://japan.cnet.com/column/web20/story/0,2000055933,20090424,00.htm(後編)

2001年「ドットコムバブルの崩壊」で企業が淘汰されていくなか、生き延びた企業のいくつかの共通点に注目することで生まれた言葉だと、北川は認識しています。
知っておくと自分がITサービスを考えたときの良いチェック項目になると思います。ですが、サービスによって重要となるものは違い、全ての原則必要なわけではないですね。

Web2.0的なサービス
Web2.0的なサービスの紹介もありました。いくつ分かるでしょうか?
Googleでも様々なWeb2.0的なサービスをやっていますね。どんなものがあるか見てみて、そのサービスで人気の高いものを見てみると、今まで知らなかった人は参考になる・活用できると思います。便利ですよ!

北川のオススメは、ソーシャルブックマークサービスです。私(北川)はこれを基にした研究をしています。興味があれば加藤研究室(6925)に遊びに来てください。

■経済のサービス化

経済のサービス化
製品が「モノからサービス」になった、顧客第一「多様化するニーズ」を考えると自然の流れ、ipodの「iTunesのライブラリに収めた音楽を外へ持ち出す」というコンセプトが良い例、これより組織形態もマトリクス型などに変化した、というお話。

私(北川)の在籍する加藤研究室では、多様な人を考慮した「人にやさしい情報技術」をテーマに研究しており、とても関連度の高いお話でした。この辺りの技術に興味がある方は、実際に動くデモシステムが多数ありますので、6925に見に来てください。

■企業の情報システムの変化「21世紀型の組織形態」

以上のことから、サービス化する社会とWeb2.0の関係、Web2.0的な組織・マネジメントスタイルの例としてGoogleの組織マネージメントについて話してくださいました。Googleの開発力は、良い組織作りが基になっているんですね!

■企業のコンプライアンスの重要性

 以上の変化に伴って出てきた、セキュリティ・内部統制の問題について話していただきました。
ソフトバンク、不二家、船場吉兆、など、数十億円の損失、倒産を引き起こすこともある。最近では、大学の研究室が情報漏洩でニュースに出ていたので、とても身近な話です!

法律が整備され、認証制度の制定や標準化が進められているそうです。まずは安全・安心が第一ですね。まずは、身近なご自身のPCをみてみると勉強になると思います。ウィルスソフトを入れているから安心ではありません!!
マイクロソフトが初心者にもわかるように説明してくれています。

(2008.5.13 担当:北川)

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