産業キャリア教育プログラム~授業紹介~

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産業キャリア教育プログラム~授業紹介~

2008年05月30日

【技術論3】KDDI 第1回「電気通信技術の発展史概要」

講師:KDDI株式会社 濱井龍明氏

本日から、KDDIの濱井先生による講義がはじまりました。初回は電子通信技術の発展ということで、歴史的変革から電気通信の発展まで、物理の授業などで習ったことのある法則や技術と電気通信の発展の関連についてお話いただきました。

1. はじめに 電気通信技術の歴史的変革
2. 電気・磁気の発展
3. 電信・電話の発展
4. テレビの発展
5. エレクトロニクスの発展
6. コンピュータの発展
7. 情報通信技術概論
8. 日本の電気通信の発展
9. おわりに

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2008年05月29日

【技術論1】日本IBM 第1回「IBMとは?」

講師: 日本IBM株式会社 Yamato Lab HR TV 鈴木 美登利氏

日本IBM株式会社第1回目の講演者は、Yamato Labの鈴木さんです。「IBMとは」ということで、会社概要と歴史、IBMの基本的な情報の紹介をしてくれました。

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■IBM技術系キャリア

キャリアパスの説明と図示をしてもらい、通常の会社のキャリアパスと比較して、IBMの技術系のキャリアパスは非常に充実していることと、そのキャリアパスの具体的な説明をしてもらいました。

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2008年05月28日

【技術論2】リコー 第4回 「マルチメディア情報とそのオフィスでの応用と展望」

講師:株式会社リコー 國枝孝之氏、飯沢篤志氏

■第4回講師

第4回講師は、MPEG-7標準化作業に携わり、共著書に「MPEG-7と映像検索 ~マルチメディア情報検索の新手法を詳述」がある、國枝孝之さんです。
(リコー、グルーウ技術開発本部、MPBプロジェクトリーダー)
本授業で利用しているマルチメディアWebコンテンツ自動生成ツール「MPMeister」の事業化プロジェクトのリーダーです。

■第4回講義 「マルチメディアオフィス -マルチメディア情報とそのオフィスでの応用と展望-」

リコーの最終回は「オフィスにおける情報メディア」の「マルチメディアオフィス -マルチメディア情報とそのオフィスでの応用と展望-」です。

講義では次の4点について話していただきました。マルチメディアに注目した、前回が基盤技術について、今回は応用・展望のお話です。
1. office?
2. 仕事とコミュニケーション
3. コミュニケーションとマルチメディア
4. マルチメディアをよりよく活用していくには

■officeとは何なのか?

officeとは何なのか?PDCAサイクル
生産活動を進めていくうえで、顧客や市場といった環境の変化(顧客嗜好の多様化、ITの進歩、規制緩和、グローバリゼーション、環境問題、社会的責任など)に対応するために、必要な機能や情報は何か?

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2008年05月22日

【技術論1】富士通 第4回「私の転機、経験 富士通の携帯電話とマルチメディア」

講師:富士通株式会社 モバイルフォン事業本部 中条薫氏

富士通株式会社、最後の講義はモバイルフォン事業に携わっている中条さんです。
中条さんにとって、仕事をし続けることは自然なことだったそうですが、それでも今までに仕事をやめようかと真剣に迷ったことが2回あったそうです。それは、長男の育児休暇中に子供を保育園に預けて復帰することに迷いを感じた時と、米国赴任から帰国する時で、子供に帰りたくないと泣かれたときだそうです。しかし、今は仕事を続けてこられたことを幸せに思っているとおっしゃっていました。

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2008年05月21日

【技術論2】リコー 第3回 「マルチメディア情報とそれを担う基盤技術」

講師:株式会社リコー 脇田由喜氏 / 飯沢篤志氏

第三回講師は、画像、映像検索、オフィス活用の分野のお仕事をしている脇田由喜さん
(リコー、研究開発本部、ソフトウェア研究所、アプリケーション研究室)
「数学の世界から今のお仕事の分野をやり始めたこと」「今もなお、研究者として活躍していること」についても話していただきました。

■第三回授業 「マルチメディアオフィス -マルチメディア情報とそれを担う基盤技術-」

今回は「オフィスにおける情報メディア」の「マルチメディアオフィス -マルチメディア情報とそれを担う基盤技術-」です。

講義では次の3点について話していただきました。マルチメディアに注目した、基盤技術中心のお話です。
1. マルチメディアとは
2. テキストと同様に自然に扱うために
3. オフィスにおけるマルチメディアの活用例

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2008年05月16日

【技術論3】日立製作所 第3回「社会の情報化2」

講師:株式会社日立製作所 システム開発研究所 本間弘一氏

本日は前回の本間先生の講義の続きです。講義の前に出席・感想カードに記載されていた質問に関しての回答を下さいました。その一部を記しておきます。

 質問1 研究所といっても、SEの仕事と大きく変わらないのですか
 回答1 前回は企業情報システムの構築のケースを紹介してきたので、SEよりの仕事を多く紹介したが、研究よりの仕事も多い。

企業システムに向けたコンセプト研究の例として、『自律分散コンセプト』を紹介していただきました。これはマイクロコンピュータ出現により、分散システムの普及を予測し、理想の分散システムのコンセプトです。生物に見られる自律分散的振る舞いを模倣し、自律した複数の個がお互いに自律性を保ちつつ行動し、場を通じて大域的秩序を形成し、全体として制御や管理を行うようにしようというのが趣旨です。システムが常に、成長し、何時でもどこかで保守や拡張、更新が行われているようにするために、1つ1つが自律したシステムでありながら、分担作業を行うようにするというものです。
このコンセプトは、生物界の個体と群れの関係をヒントにして生まれました。蟻一匹でも自律したシステムですが、遺伝子同一で、機能を分担、共同作業で群れ(コロニーシステム)として活動しています。管理者はいないので、命令されて動いているわけではない。それにもかかわらず、全体としての共同作業は継続して行うことが可能です。これは、細胞と個体の関係でも言えます。細胞一個でも自律したシステムですが、全体として一つの機能を担っています。ヒドラは切断しても再生し、細胞を乖離しても無秩序集合体から再生していきます。

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2008年05月15日

【技術論1】富士通 第3回「技術で仕事をしていくということ」

講師:富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 TV/STB事業部 小林 真理氏

今回は、LSI開発に従事している小林さんの講義です。

■現在の職場環境

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小林さんは、女子大で、物理学を専攻。入社直後はデジタルオーディオDSPのファームウェア開発(AVアンプ、ミニコンポ、ホームシアターセット向け)に関わっていらっしゃいました。
そして、2002年1月から、小林さんはデジタルSystemLSI(家電向け)のファームウェア開発(デジカメやPC搭載向け、DVD関連機器、H.264搭載カムコーダ向け)に関わるお仕事をされています。また、規格団体での規格制定参画等にも関わっていらっしゃいます。

川崎工場(電子デバイス・開発拠点はあきる野テクノロジーセンター)で働く小林さんですが、職場環境については自分の職場に限っていえば、女性は少なめといいます。しかし最近は、女性も増えてきているそうです。普段は、全員PCに向かって仕事をしているので、事務所内は比較的静かだそうですが、会議をするととても賑やかになるそうです。

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2008年05月14日

【技術論2】リコー 第2回 「Web世代のオフィス考」

講師:株式会社リコー 研究開発本部 橋本隆子氏 / 飯沢篤志氏 

第2回講師は、小学校2年のとき湯川秀樹の伝記を読み物理学者にあこがれ、小学校のときお年玉でPCを買い、中高のとき年間100冊以上の本を読む文学少年であった、小さい頃の経歴から既にすごいオーラが出ている高津和典(リコー研究開発本部)さん。共働きのお話もして下さいました。

・・・のはずでしたが、来られなくなってしまったので、急遽代行で前回と同じく女性研究者として2人の子供を育てながら活躍してきた橋本隆子さん(リコー研究開発本部)。臨機応変に対応して頂き、高津さんの自己紹介までもしてくれました。
人の作った資料でスラスラ分かりやすく話している姿は参考になりました!

お2人ともリコーのHP「FRONT RUNNER」で紹介されていますね!(第3回講師の脇田由喜さんも紹介)

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2008年05月09日

【技術論3】日立製作所 第2回「社会の情報化」

講師:株式会社日立製作所 システム開発研究所 本間弘一氏

本日の講師の本間先生は、前回の舩橋先生と同じく、日立製作所システム開発研究所に所属されています。20年間システム開発の現場に近いところで研究開発に携わりながら社会の情報化の進展を見つめてこられました。本日は、その20年間のご勤務における豊かな経験を交えながら、如何に社会が情報化していったのか、今現在進行中のユビキタス社会とはどのようなものなのか、実際に技術はどこまで進化して、何がまだ課題なのかを御教授いただきました。その一部を掲載いたします。

1. 情報化とは何か
2. 企業情報システムの変遷
3. ユビキタス情報化社会へ
4. システムが普及する時、しない時

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2008年05月08日

【技術論1】富士通 第2回「富士通で働く女性エンジニアとして」

講師:富士通株式会社 アウトソーシング事業本部 烏谷 真衣氏

2回目の今日は、経営システム工学科の卒業生である烏谷さんの講義です。
大学時代、入社してから、今後についての3つの視点でお話していただきました。

目次


■大学生から富士通入社まで

学生時代は、少林寺拳法部と競技スキーサークル所属していて、特に少林寺拳法に打ち込んでいたそうです。
現在、SEとして働いている烏谷さんですが、初めは「SEになりたくない」と思っていたそうです。それは、SEに関して、あまりよいことを聞かなかったから。
しかし、ある企業のSE体感セミナーに参加し、それが転機になったとのことです。そのSE体感セミナーではクリティカルパスを求める、QCDを上げるにはなど、経営システム工学科の授業に直結していた内容が多く、「これは面白いのでは?」と思い、就職活動終盤に、大企業でのビッグプロジェクトでやってみたいと思うようになったそうです。

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