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Education Quality Improvement(教育の質の改善活動)

経営システム工学科では、1998年以降、卒業予定者(4年生)に対する教育の質に対する満足度調査を行っています。また、これらの情報を活用しながら、教育プログラムの改善に積極的に取り組んでいます。以下にこれらの概要を示します。なお、2003年度より実施している授業評価については理工学部のホームページに掲載されていますので合わせて参照してください。

卒業予定者に対する満足度調査における意見と教育プログラムの改善点

年度 主な意見 改善点
1990-1993    ・1991年度より、卒業研究の配属を透明なものにするために、学生の希望に基づき線形計画法(LP)を用いて決めるように改善。
1992年度カリキュラム変更。科目を整理し、応用情報関係の科目として「データ工学第1」、「データ工学第2」を設ける。
1994-1997    1994年度カリキュラム変更。総合教育科目を高学年で履修できるように変更。また、実験Ⅰ~Ⅲの実験A・Bへの整理統合、統計関係の科目の見直し、4単位科目の2単位科目への分割なども実施。卒業単位を136単位から130単位に変更。
・1994年より、各学年において単位習得状況の悪い学生の学費負担者に対して手紙の送付を始める。
・1996年度より、指定校推薦入試の導入。
・1997年より、開設以降30年来継続的に進めてきたカリキュラムの内容の変更を踏まえて学科名称を「管理工学科」から「経営システム工学科」に変更。
1998 ・1年次にもう少し選択できる講義を増やしてほしい。
・1年間では満足のいく卒業研究ができない。
1998年度カリキュラム変更。レポート・文書作成のためのテクニカル・ライティング新設、応用情報システム系の科目の増設および低学年への移行、科目名称をより内容を適切に表すものに変更など。
・卒業予定者に対する満足度調査を開始。
1999 ・就職活動の中に実験があったのがきつかった。
・内容に新鮮味のない授業があった。
・ソフトウェア技術を扱う科目を増やしてほしかった。
・もう少し専門的なものを低学年でやってほしかった。
・もっと選択の幅があるとよかった。
・社会的な役目を終えたという認識に基づいて夜間部を募集停止にする。
・海外留学生の単位認定に関する判断基準の明文化。
・学園祭で学科主催の研究室公開を開始。
2000 ・科目間の関連が悪いと感じた。
・経営学に近い科目をもっと増やしてほしかった。
・特定分野の実用レベルの技術教育を増やしてほしかった。
・4年次の授業をもっと早い学年で取りたかった。
2000年度カリキュラム変更。情報教育科目の充実(情報処理基礎演習、情報システムの構造と理論)。時代のニーズにあった選択科目の新設と名称変更(品質経営、人間信頼性工学、感性工学、非線形システムと複雑系、理財工学など)。
・就職活動の早期化等の社会事情を考慮し、3年次および4年次配当の実験科目を低学年(2年次および3年次)へ移行。
・9月入学への対応を考慮し、専門教育科目は、卒業研究を除き全て半期とする。
・1年次の学生に対するより木目の細かい対応するために、多摩校舎での授業の実施を1年次前期週1回のみに変更。
・2年生に対する進級時における学習指導を開始。
・オフィスアワーを導入。
・理工学部として積極的な高校訪問を開始。
2001 ・2?4年の授業はもっと目標をはっきりさせて系列づけて授業した方が有効だと思う。
・授業の幅が広すぎる。科目が多すぎる。
・関心があるものを選んで深く学べるようにしてほしかった。
・他学科履修についての制限をゆるめてほしい。
・他学科・他学部の科目の内、履修できないものを予め一覧表にして学生の問い合わせにすぐに対応できるようにした。
・センター入試の導入。
・次年度推薦入学予定者に対し、経営システム工学を学ぶための推薦図書リストを送付。
2002 ・他の学科に比べると、やることが明確になっていないように感じた。
・科目間のつながりがやや薄い気がする。
・もう少し早い学年で専門知識について学びたかった。
・具体的かつ実践的感覚はあまりない科目があった。
・情報処理の基礎的演習やプログラム演習の授業を増やしてほしかった。

詳細

2002年度カリキュラム変更。選択科目として「インターンシップ」を新設。企業等が主催するインターンシップに参加した学生に、研修内容・事前研修への参加・成果報告などの条件が満たされれば単位を認定するようにした。
・教職免許「情報」に対応する課程を新設。
・他学科履修・他学部履修の制限を緩和。
・1年次の学生に対するより木目の細かい対応するために、副クラス担任制度を導入。1年次前期(5月)・後期(10月)に少人数で懇談会を開催。
2003 ・ 講義内の演習などもより多くあった方がよい。
・評価方法、講義内容を明確にしてほしい。
・取り扱う分野の幅が広く、つながりが余り感じられない。
・実験と授業の順番を検討してほしい。
・インターンシップの履修制限を緩和してほしい。
・1年次にもっと様々な科目を受けたかった。
・情報関係、統計関係の科目を増やしてほしい。

詳細

・JABEEについて検討を行うための学科内にEQI検討委員会およびその作業グループを設置。
・経営システム工学科の学習目標を講義要項に掲載するとともに、学習指導の際に説明するようにした。
・学習目標と科目との関連を示すマトリックスを作成し、ホームページに掲載。
・3年生に対する進級時の学習指導の開始。
・理工学部C委員会が中心となり授業評価を導入。
・学科として卒業研究発表会を開催し、1?3年生が自由に聴講できるようにした。
・インターンシップの既習得単位数の制限を緩和。
2004 ・生徒の意見を聞くような授業がもっとあった方がよい。実験を増やしてほしい。
・学年毎の科目のつながりがあまり感じられない。
・興味のある科目が3・4年に多いので早く履修できるようにした方がよい。
・IT関係に就職してから役立つよう科目を増やしてほしい。
・1年間という時間は卒業研究をするのには少し短いのでは?

詳細

・1年次懇談会、1?3年次学習指導の内容の見直し。
・インターンシップの既習得単位数の制限を緩和。
・2005年度カリキュラム改訂の検討(1?2年次の演習科目の新設)。
・企業で活躍している方によるオムニバス形式の「情報通信産業論(3年次)」が開講。
・GPAの計算方法が変わる。
2005 ・様々な分野から選択できたが、○年次にならないと履修できない制約が不満。
・科目のつながりが薄いと感じた。
・もっと経営のことをやりた。システムの構築が多すぎる気がする。
・もう少し早い段階から研究室に所属したかった。
・評価がやや不明。どのように採点したのか詳細を知りたい。

詳細

2005年度カリキュラム変更。「確率論演習」、「統計学演習」、「OR演習」などの演習科目を新設。
・「情報処理」「情報処理演習」を1年前期より開始するようにするとともに、「プログラム言語」「プログラム言語演習」を「プログラム言語及び演習第1」「プログラム言語及び演習第2」として1学次・2年次に繰り下げた。「数値解析」も3年次に繰り下げ。
・「経営システム工学概論(1年次)」を全教員がオムニバス形式で担当するようにする。
・1時限の授業開始時間を9:00に変更。
・全科目を後楽園キャンパスで実施。
2006 ・幅広い学問について年度ごとに学ぶことができてとてもよかったと思っています。
・4年次の授業が3年次に履修できたらよかった。
・授業内、もしくはレポート課題としての演習はもう少しほしかった気がする。
・興味が持てなければ授業態度にも熱が入らない。授業の仕方にも工夫してほしい。
・評価のわかりづらい科目があった。

詳細

・ グローバルに活躍できる人材の育成を目指した、外国語教育科目(英語)のカリキュラムの大幅な改定。
・現代的教育ニーズ取組支援プログラムの採択。
2007 ・明確な将来像を描きやすい他の学科と違って、何をさせたいのか分かりにくかった。
・学年があがるにつれて(特に卒業研究)、しっかりと勉強しておけばよかったと感じる科目が多かった。低学年のときにしっかりとつながりや応用例などを伝えてもらえればなお良い。
・簿記など経営学、会計学の基礎知識をもう少し詳細に教えていただきたかった。文系職の就職活動など大変役に立ったと思う。
・3年の後期くらいから卒業研究を始めてほしかったと思います。

詳細

2007年カリキュラム変更。「経営システム工学演習(3年次)」を新設。研究室単位でのテーマへの取り組みが3年次より行えるようにした。
・3年次と4年次の共通科目枠を作り、3年次から4年次の科目を履修できるようにした。
・現代的教育ニーズ取組支援プログラムの一貫として、「情報メディア産業論1?3」「情報メディア産業演習1?3」「産業技術研修」を開講する。
・全学科共通の科目として「科学技術と倫理(1年次)」を新設。
・1年次生に対する数学の補習教育がスタート。
・4年生に対する進級時の学習指導の開始。
2008 ・演習問題を増やしてほしい。
・解答や見本レポートを終了後に欲しい。
・学年の配当がもっと早い段階から履修できてもよかったと思う。
・もっと早く配属したかった。卒業研究に2年間必要だと感じた。

詳細

・C-plusによる履修登録ができるようになる。
・1年次に対する補習教育の充実(物理)。
・生命化学科が新設される。
2009 ・3,4年にならないと経シス的な専門科目が学べない
・多種多様な学問を勉強するので「どんなことを勉強しているの」と聞かれても説明しにくく、自分でも理解できない部分がある。
・現在は経営工学系より情報システム系を志望する学生が多い。生産管理よりシステム工学系を必修にしたほうが良い。 ・しっかり出席している人、そうでない人の区別をもっとするべき。 ・ 先生により授業の進め方のバラツキが大きい。

詳細

2009年度カリキュラム変更。OR関係科目の見直しと整理。
・「経済性工学」を4年次から3年次に変更。
・科目名称の変更「サプライチェイン」「応用解析第1」「応用解析第2」。
・各年次の最高履修単位の制限を設ける。
・情報演習科目についてのコンピーテンシ評価表の作成。
・「経営システム工学演習(3年次)」開講。4研究分野。約30人が履修。
2010 ・物理実験、化学実験はどちらかを選択する形式が好ましかった。 1年での実験2つを前期と後期に分けた方がよい。
・年次の基礎となる科目にて、基礎知識を習得するだけでなく、それがどんな場面で、どのように役立つのかということをもっと具体的に伝えてほしかった。

詳細

・2011年度に向けたカリキュラムの検討。
・科合わせて化学実験、物理実験を前後期に分けて開催することを検討。
・各最高履修単位を49に引き下げることを決める。
・応用情報システム系の演習科目でコンピテンシーモデルによる評価を適用。
2011 ・テストやレポートのフィードバックがあまりない。自分の出来を十分で把握できない。
・1・2年の授業はあまり専門的でないからか何の役にたつのかわからず、興味をもてないことが多かった。4年で研究室に配属されて初めて「うわー、ちゃんとやっとけばよかった!」と思うことがあった。

詳細

2011年度カリキュラム変更。生産管理関係科目の見直しと整理。
・1年次に「経営システム工学基礎演習」を新設
・学年による履修制限をより緩やかにし、適切な時期に適切な順序で履修できるようにする。
・大学院との一貫性にも配慮した科目配置にする。
・技術者倫理に関する科目をカリキュラムの中に明示する。
2012 ・一年の時から研究室を紹介してほしかった。そうすれば科目の選定がしやすかった。経営システム工学基礎演習では十分ではないと思う。
・学べる分野が多岐にわたっているのはいいところですが、その分、専門性がうすく感じてしまいます。

詳細

・2013年度に向けたカリキュラムの検討。
・授業改善アンケートの見直し。
・高専編入者の単位認定基準を作成。また、他大学の単位認定を30単位→60単位に変更(留学への対応)。
2013 ・【良い評価】科目の構成・つながりはとてもよく、知識を得た上で、次の教科を学ぶことができた。学年があがるごとに習った内容を活かせる仕組みであり、満足した。実験等を通して理解を深めることができた。
・【悪い評価】一貫性がない。幅が広すぎた。専門性を感じなかった。

詳細

2013年度カリキュラム変更。英語カリキュラムの改正(新規設置科目、既存科目の内容変更)。
・2014年度に向けたカリキュラムの検討。
・秋卒業・半期休学制度の検討。
・人間総合理工学科が新設される。
2014 ・プログラミングや統計等色々な分野の授業がありおもしろかった。 学びやすいカリキュラムでした。
・応用的な分野をもっと早い段階で履修できればもう少しモチベーションがあがったと思う。
・つながりがなくて学んだことが使えなかった。

詳細

2014年度カリキュラム変更。物理実験と化学実験を必修から選択必修に。その他、科目名称変更、科目の合併。
・秋卒業・半期休学制度の検討。
2015 ・2~3年の時に自分のペースで単位を取れるのがよい。
・経営システム工学実験B、メソッドエンジニアリング、生産管理は選択科目でもよいのではないか。化学1も。
・講義によってレポートの量が少なかったり多かったり、進め方も早かったり遅かったり差があったので基準を作ってなるべく差が生まれないようにしてほしい。

詳細


2015年度カリキュラム変更。第2外国語の半期科目化。
・教員同士の授業参観開始。
・他人のレポートを写した場合の取り扱い。
2016 ・自身が興味のある分野をくまなく学習できた。科目の構成やつながりに対して満足しています。
・必修が少なかったために、3・4年は勉強する機会が減ってしまった。
・科目の構成について、もっと取れる単位を増やしてほしい。

詳細


・卒業延期制度と最高習得単位の検討。
・国外留学に関する取り扱い内規の検討。
2017 ・幅広く学ぶことができて、選択の幅がひろがった。 ・4年生に必修がすくなく、自分のやりたいことに取り組めた。 ・学科共通の授業が多いのがよかった。 ・空きコマがさらになるべくすくなくなるように組んでもらえればより良いと思う。

詳細


・授業時間・授業回数に関する検討。
・四学期制の検討クォーター制国外留学に関する取り扱い内規の検討。
2018
・授業時間を100分、授業回数を14回に変更することに伴う授業実施方法の検討。

総合満足度および項目別満足度の年度推移グラフ

総合満足度と項目別満足度の関係(CSポートフォリオ分析図)

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