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Education Quality Improvement(教育の質の改善活動)

2012年度の意見と学科の対応

区分 卒業予定者からの意見
(主なものを集約したもの)
対応
カリキュラム 数学的素養(線形代数)の演習は明らかに十分でないと思う。理解が全体として追いついていないと思った。 線形代数については、高校のカリキュラムの変更にともなって見直しが必要となっています。合わせて検討するようにしたいと思います。
カリキュラム 学べる分野が多岐にわたっているのはいいところですが、その分、専門性がうすく感じてしまいます。 経営システム工学は横断的な管理技術です。個々の要素を有機的に結びつけるところにその専門性があります。要素が増えるにつれてより深い理解が必要となります。個々のものを深く学ぶだけではなく、より多くのものを有機的に結びつけることができるようになってほしいと思います。どんなものでも受け身ではなかなか深く理解することはできません。授業で紹介された参考書等に自分で取り組むなど、積極的な態度が大切です。
カリキュラム 一年の時から研究室を紹介してほしかった。そうすれば科目の選定がしやすかった。経営システム工学基礎演習では十分ではないと思う。 経営システム工学概論、経営システム工学基礎演習などを通して研究室の内容を知れる機会を増やしたいと思います。
カリキュラム 時間割のバリエーションが少ない。1年のときがほとんど必修で埋まっていた。 高度な専門知識は、基礎をしっかり身につけた上でないと理解できません。その意味で、1年の時はほとんどが必修となっています。学年があがるにつれて範囲が広がり、経営システム工学全体を理解した上で、その中で自分の専門とする分野を見つけることが必要となります。
カリキュラムv 興味のある科目の多い年と少ない年がありました。 科目系統図を見るとわかると思いますが、それぞれの系統に関する科目が低学年から高学年に並ぶようにしてあります。
講義 評価法がわからない授業等もあったので、もっと明確にしていただければと思いました。 講義要項において評価方法が明確になるようにしたいと思います。評価方法や自分の成績に疑問がある場合には遠慮無く申し出てください。
講義 レポートが多いわりに成績に反映されないものが多かった。 レポートを出してもその内容が不十分であればよい成績はつきません。自分が出したレポートと授業等で紹介される良いレポートの内容を比較するなどして、不十分なところを補うようにしてください。レポートに取り組む中で不明なところがあれば遠慮無く質問するようにしてください。
講義 フィードバックが少ない。期末テストは返してほしい。 模範答案を公開するなど、各自が自分の不十分なところを把握できるようなしくみについて検討したいと思います。
演習・実験 一年生の後期に実験が2つあってプログラム言語及演習もあったので詰め込み学習になってしまったのでもっとゆっくりがよかった。 1年の実験(物理実験と化学実験)については前期と後期にわけるようにしました。
演習・実験 実験では、それまで習っていない分析方法を使ったのでとても困惑した。せめて授業で講義してからその手法を使ってほしい。 手法をきちんと学んでから提供するという学び方と、適用して見てから手法をきちんと学ぶという二つのアプローチがあります。複合的な内容になるほど後者のアプローチが必要となります。後者の場合、手法の詳細にこだわらず、適用において何が問題になるのか、何が難しいのかをしっかり理解するようにしてください。最低限の解説はしていますが、それまでの科目で習ったことの本質をどれだけきちんと理解できているかによっても異なります。そのような学び方ができるようにしてください。
演習・実験 自分は特に問題なかったのですが、どうしても外せない用事のために休んでしまったためについていけなくなった友人がいたので、そういった時の救済処置等があればよいと思いました。 できるかぎりの配慮はしていきたいと思います。ただし、欠席すればその部分の学習が不足するのは当然ですし、一人のために別途演習や実験を行うことが物理的に難しい場合もあります。理由の如何を問わず欠席したらそれなりの努力をしないと追いつけなくなるということは理解してください。
卒業研究 自分で試行錯誤しながら、1つのことをやり遂げることがいい経験となったが、満足のいく結果まではいたらなかった。 前期は就職活動などもあり、着手が全体に遅れているようです。卒業研究は、ここまでやれば終わりという性質のものではありません。後回しにしないで、早め早めに取り組んでいくことが大切です。
卒業研究 大変厳しくしていただき、論理的に説明することの重要性に気づけた。ただ、教授が不在のことが多く、意見をもらう機会が少なかった。 事前にe-mail等で連絡を取ればいくらでも時間をとってもらえるはずです。自分で課題に取り組み、その結果をもとに意見をもらう機会を自分で作る工夫をしてください。
卒業研究 ゼミによる忙しさの違い。人が真面目にやっているものを笑う人がいた。 卒業研究についてはどれだけ時間をかけて真剣に取り組むかで得られるものが変わります。楽なこととは限りません。また、自分で取り組むのですから、どれだけ時間をかけるかは自分次第です。他の人のことは気にしないで、自分の目標を持って取り組んでください。真面目にやっている人を冷やかすような発言については、教員も注意するようにしたいと思います。
卒業研究 卒業研究を必修にすべきではないと思います。 個々の科目を学んだだけでは、与えられた答えのわかっている課題に取り組むだけでは、学んだものをどう活用するのか理解するのは難しいと思います。社会に出ると卒業研究と同様、自分で問題を発見すること、答えのわかっていない課題に取り組むことが求められます。そのための必修の準備であり、最終試験だと考えてください。
時間割 ITセンターで授業を行った後、教室に向かう時間が10分では短かった。 ITセンター利用科目については、できるだけ1限または3限にならないように配慮したいと思います。
時間割 教職までの待ち時間が長い。空き時間がもっと効率よくなくせる時間割がよかった。 全学科の時間割がかかわる問題です。途中の時間に入れると、教職をとらない学生にとっては空き時間になります。これらを考慮し、現在は6時限となっています。経営システム工学科だけでは決められない問題ですので、学部全体で議論して貰うようにしたいと思います。
時間割 すごく忙しい時期とそうではない時に差がはげしかった。 実験や演習が特定の時期に重ならないようにしたいと思います。現在は、1年前期:物理実験・情報処理演習・確率論演習、1年後期:化学実験・プログラム言語及演習第1・統計学演習・経営システム工学基礎演習(選択)、2年前期:テクニカルプレゼンテーション・プログラム言語及演習第2、2年後期:経営システム工学実験A・OR演習、3年前期:経営システム工学実験B、3年後期:経営システム工学演習(選択)、4年:卒業研究となっています。
時間割 曜日によって授業の数がかたよっていたので、平均的にしてほしかったです。 なるべく偏らないようにしたいと思います。ただし、担当者が他学年や他学科の授業をもっているために調整をとる必要があるところもありますので了解して下さい。
時間割 授業の配当の兼ね合いによって勉強したい科目が次年度に取れないことが何度かありました。 配当学年が同じ科目が1つのコマに重ならないようにできるだけ配慮したいと思います。
講義要項・ガイダンス 講義要項を読んでもイメージがわかなかった。 講義要項についてはできるだけ具体的な内容がわかるように記述したいと思います。最初の授業の際に講義要項の説明があると思います。内容がよくわからないときは、質問してください。
履修登録 履修登録は前期と後期で分けてほしい。後期で変更・削除だけでなく、単位数関係なく取れる授業はとりたかった。 経営システム工学科だけでは決められない問題ですが、学部の方に要望を出していきたいと思います。
履修登録 履修修正の時期をもう少し遅くしてほしい。 履修修正の時期を遅くすると、それだけ履修者の確定が遅れます。履修修正までに最低1回の授業は受けられるようになっています。
計算機室 6号館8Fの計算機室が17:00までなのが短いです。環境は良いが、使いたいときに使えないことがあった。 計算機室の閉室時間を延ばすと、担当者の勤務時間のシフトが必要となります。検討したいと思います。
計算機室 もう少し静かにしてほしい。 お互いに、他の人のことを考えて行動するようにしてください。一人一人がそのような意識を持つことで変わってくると思います。
計算機室 遅い。 3年に1度、機器の更新を行っています。
図書館 蔵書が少ない。また、かたよりがある。 限られた予算の中で、みんなが活用できる書籍を充実できるよう、図書館に要望を出していきたいと思います。
図書館 理工系ならばプログラミングの参考書等は最新のものをそろえてほしいです。 学術誌についてはなるべく異なるものを中央大学全体として整備するようにしています。電子媒体による利用や図書館間の相互貸し出しができるようになっていますので活用してください。なお、卒業研究に使用する図書については、研究室で別途購入することも可能ですので、担当教員に相談してください。
図書館 卒業研究に使う本が多摩にしかなかった。後楽園の図書館ももっと充実させてほしい。
教室 電源が全くないので非常に不便。学内でパソコンを利用する機会が多かったので、そういった部屋の増設や、説明書き等があるとよい。 学部の方に要望を出したいと思います。
教室 いすが座りにくい。 計画的に置き換えています。
教室 時々汚れている部屋等があった。 お互いに、他の人のことを考えて行動するようにしてください。一人一人がそのような意識を持つことで変わってくると思います。
就職支援 就活中はどうしても学校に来る機会が少ないので、電話での予約などができるとありがたかったです。 キャリアセンタの方に要望を出したいと思います。
就職支援 キャリアセンタに相談にいった際、一方的に考えを押しつけられ、相談しにいった意味がなかった。 いろいろな人に相談することで多様な意見が得られると思います。また、自分の希望はきちんと伝えるようにするとよいと思います。
サークル グラウンドがなく、体育館の使用権がなかなか獲得できない。 限られた施設での利用となりますのでやむを得ないところもあると思います。できるかぎり公平に利用できるようにしていきたいと思います。
サークル 種類が少ない。 自分たちで同好会を立ち上げることも可能ですので検討してください。
サークル 各サークルが発表できる場があればよかったのではないかと思います。 大学祭等を活用してください。

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