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  ■調剤FMEAとは
 FMEAを行う上では特定の専門知識が必要であり、また特有の難しさがある。さらには多大な時間がかかるために薬剤師が直接的にFMEAを実施するのは妥当でない。そこで、FMEAにあまり馴染みのない薬剤師が容易に扱えるよう に支援することを目的に、FMEAの手順の一部を変更したものを本研究では調剤FMEAと呼んでいる。具体的にはFMEAの手順である「作業 プロセスの分析」、「エラーモードに基づく起こりえるエラーの列挙」、「影響評価」についてのベースとなる参考例・参考値を予め用意・提供することによって、FMEA実施者 が「発生頻度」「検知難易度」を確定させる中でそれらの妥当性を評価し、修正を行えばよいようにしている。
 
 「作業プロセスの分析」、「エラーモード に基づく起こりえるエラーの列挙」、及び「影響評価」のための参考例・参考値を提供するために多くの調剤薬局・薬剤師に対するアンケート調査を実施した。アンケートは、予めある薬局に勤めている薬剤師に協力を要請し 作成した。そして、アンケート調査の結果を分析することによって「作業プロセスの分析」の際に参考となる18の標準作業フロー、 「エラーモードに基づく起こりえるエラーの列挙」の際に参考となる約400のエラーを明確にした。また一部集まった対策案に関してはデータベースとして 整理し、調剤FMEAにリンクさせるようにした。


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