−人間を中心とするマネジメントの方法論の確立をめざして−

 

 ●研究室の概要●

組織や社会が抱える課題・問題の多くは、その構成員である人間の特性に起因しています。a) 決められたことを決められた通り行うことが得意でない、b) 他の人との連携・協力がうまくいく場合もあればそうでない場合もある、c) 自分が必要としているものがよくわかっていない、などは人間の代表的な特性です。

このような状況を踏まえて、組織や社会における活動の中心的存在である「人間」に焦点を絞り、効果的・効率的マネジメントを実現するための方法論について三つの方向から研究しています。 一つは製品の開発・生産・使用、サービス提供における人の意図しないエラーや不適切な行動の防止に関するもの。もう一つは小集団改善活動や標準化などの組織・社会における総合的品質マネジメント(TQM)の推進に関するもの。最後はニーズのモデル化・把握方法の開発とその新製品・新サービス開発への応用に関するものです。

データサイエンスの方法論は、1) 解決すべき組織・社会の課題・問題を定式化し、その解決に必要なデータを収集する、2)データを解析し、様々な要素の間の関係を解き明かす、3)得られた結果をもとに最適な解決策を検討する、4)解決策を組織・社会に実装する、などのステップから構成されますが、このうち、1)と4)に焦点を絞って研究を行っています。数式になりにくい部分をいかに取り扱うかに日々挑戦しています。

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研究室のメンバー●

  中條武志(教授)  

  大学院生(0名)  

卒業研究生(10名)

研究成果の公開

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ビジネスデータサイエンス学科中央大学理工学部理工学研究所
ビジネスデータサイエンス専攻中央大学大学院理工学研究科中央大学