---------------- 卒論執筆の注意 ---------------- ○ 専門知識がなくても理解できるように書く.   (統計・ファジィ理論などの基本知識はあるものとする) ○ オリジナルな部分がどこなのか明確にする. ○ 他の本や論文から引用した場合はその旨を明記して、参考文献にタイトルなどの   必要事項をまとめる. ○ 指定のA4サイズの用紙にワープロまたは手書きで.  (できるだけ TeX を用いる.文章をワープロで、数式の部分を手書きにしてもよい) ○ 見やすいように書く(1行おきでもよい). ○ プログラムのリストで必要なものは、別ファイルで添付するか、A4サイズに打   ち出して付録にする(プログラム本体が研究成果の場合は本文に載せてもよい). 【卒論の構成例】   ・はじめに   ・目次   ・第1章 序論   ・第2章 方法(問題や方法に関する説明)   ・第3章 結果(研究結果について)   ・第4章 考察   ・まとめ  (・付録 )   ・参考文献              ◇これはひとつの例              ◇タイトルは内容にふさわしいものにする ○ 第1章では、どのような問題を扱うのか、研究の目的は何かを明確にする. ○ 第1章あるいは第2章では、従来どのようなことが行われてきたか、どのような   解析法があるか、などについても説明する. ○ 第2・3章は、内容に応じてまとめたり細分割してもよい. ○ "考察"あるいは"まとめ"では、残された問題、今後の課題などについても触れる.   ( "考察" があるときは"まとめ"はなくともよい) 参考書:木下是雄『理科系の作文技術』中央公論社(中公新書)     末武国弘『科学論文をどう書くか』講談社(ブルーバックス)     諏訪邦夫『発表の技法』     講談社(ブルーバックス)     高木隆司『理科系の論文作法』  丸善 (丸善ライブラリィ)