データベース工学概要
データベース工学は情報システムの基盤技術であり、コンピュータネットワーク、ソフトウエアエンジニアリング、オブジェクト指向言語、人工知能、その他計算機科学のあらゆる分野と密接に関連している。データベース技術は、実務面においても、インターネット上のWEBデータベース、XML、EJBなどの発展、融合にともなってITの変革をもたらしつつある。この授業では、データベースを設計し、かつ利用するという視点から、意味データモデル、正規化、情報検索などを含むデータベース工学の基本的な理論と技法、最近のORDB製品に取り入れられているモデル化技法とその使用法、およびこれらの技法を基礎とする情報システムの設計と管理について講義する。
- 前提知識
プログラム言語JavaあるいはCの知識があることを前提とする。
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月/日 |
内容 |
1 |
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データベースの概念とMySQL |
2 |
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UML |
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リレーショナルモデルとリレーショナル代数 |
4 |
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リレーションナル言語SQL(1) ・データ定義 |
5 |
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リレーションナル言語SQL(2) ・データ操作 |
6 |
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リレーションスキーマの正規化 |
7 |
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JavaによるデータベースアクセスJDBC |
8 |
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データベーストランザクション |
9 |
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データベース設計とシステム開発 |
10 |
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データベース設計とシステム開発 |
11 |
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Webデータベース |
※日程は変更になる場合があります。
- 到達目標
情報システムの核となるデータベースの概念、理論基礎、および実務への適用法を理解し、簡単なデータベースの設計ができるようにする。
- 教科書
特に指定しない。必要に応じてプリントを配布する。