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信頼性・安全性工学分野の研究テーマと内容

応用統計学研究室 長塚 豪己 教授

研究分野

統計学、品質管理、信頼性工学

研究内容

 数理科学的アプローチ(主に統計学)を用いて経営システム工学に関連する諸分野、主に品質管理、信頼性工学、生産工学分野における問題解決手法の研究を行います。統計学の理論に関する研究も行います。また、授業、ゼミを通じて、データに基づいた問題解決能力の養成も行っていく予定です。

研究テーマ

  • 多くの統計モデルにおいて成立する条件が成立しない非正則モデルにおける推定、及び検定手法の研究・開発
  • 外れ値に頑健な統計量の研究・開発とその応用研究
  • 多様なデータに対応した製品寿命の推定法の研究・開発
  • 実験計画法、品質工学手法の統計科学的見地からの研究・開発
  • 故障に関わる現象の統計的モデリングと分析方法に関する研究
  • 安全性の確保とリスク現象の未然防止に関する研究  等

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信頼性工学研究室 宮村 鐵夫 教授

研究分野

信頼性工学、製品安全技術、新技術・新商品開発の進め方とマネジメント

研究内容

 2つの分野に大きく分けることができる。一つは新製品・サービスの開発であり、もう一つはリスクマネジメントである。
企業の持続的な発展には新製品・サービスの開発が最も重要である。現在は、開発のスピードが最も要求されており、開発の進め方も関連部門・関係企業が開発の構想段階より連携していくコンカレントエンジニアリングが必須となっている。このような開発の進め方について実際の姿と情報共有・共用のあり方の2つの面から研究を進めていく。
 また、取り巻く環境変化へ適切に対応していくためにはリスクマネジメントが欠かせない。例えば、健康とか安全は、それぞれ、病気がない、危険がないというように否定形で定義されている。したがって、病気と危険の具体的な内容を明らかにしないと健康、安全であるということを証明することができないということになる。このような『なきこと』を検証する思考プロセスのあり方について研究を進めていく。具体的には、企業の社会的責任と技術との結びつきを重視して、設計プロセスにおける信頼性・安全性の作り込み・評価のあるべき姿について研究対象とする。

研究テーマ

  • 新製品・技術開発の進め方とマネジメント
  • 設計ノウハウの体系化とFTA?設計技術情報の知識化のために
  • コンカレントエンジニアリングとFMEAによる信頼性評価
  • 品質リスクマネジメントの進め方
  • 信頼性におけるベイス法の活用?設計・試作評価への応用
  • 製品安全

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データ解析研究室 鎌倉 稔成 教授

研究分野

統計的データ解析、信頼性工学

研究内容

 統計的データ解析一般についての研究を行う。特に事象系列を解析するための方法、生存時間分析的なアプローチを行った方法について理論的研究および実際のデータに基づく統計モデルの構築について論究している。統計的多変量解析および点過程などの最新の課題を取り上げ、計算機を用いて実際に事象系列の解析を行っている。また、マンマシンシステムを考える際に重要な人間の脳について画像データの統計的解析といった側面からの研究、マーケッティングにおける店舗配置などの空間モデルの研究、ウェブログデータを用いたデータマイニングによるレコメンデーションシステムの開発なども重要な課題である。

研究テーマ

  • マルチチャンネンル画像の統計解析
  • 劣化画像データの統計的復元
  • 確率過程による腐食体の寿命予測
  • 医療画像データの統計解析
  • 空間データの解析
  • ウェブデータのデータマイニング技術によるレコメンデーションシステムの開発
  • 暗号に必要な乱数の統計的性質
  • 映像コンテンツの統計的評価
  • 動作分類のためのデータマイニング技術

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